Coopers' Glossary
キーワードを覚えて、あなたも堪能しようクーパーの変態世界。

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A

Abbreviations
彼らのアルバムタイトルや曲名はやたら長ったらしいため、ファンは書き込みなどをする歳によく短縮してイニシャルなどを使っていた。
<例>
STTAL…See This Through and Leave(1stアルバム)
KUTF…Kick Up the Fire, and Let the Frames Break Loose(2ndアルバム)
MTYO…Make This Your Own(3rdアルバム)
LKM…Let's Kill Music(シングル)
WNE…Who Need Enemies?(シングル)

……じゃないと正直くたびれるし、たぶん夜が明ける。

Animals
元メンバーDidz(現・Dirty Pretty Things)によれば、動物に例えると自分はチンパンジー、Benは忠犬、Jonはコアラ。確かにBenは仕事を忠実にこなそうとするところがあるし、Jonは見た目コロコロしてかわいいが、時々凶暴になる。
Tomは時々自分をWet Sharkと名乗っている(確かに海ものっぽい)。

Benによれば自分は狼(犬よりやや汚い??)、Tomは農耕馬(つまりサラブレッドとかではなく、大きく、力の強い……)、Jonはやっぱりコアラ、Kieranはテリア犬(>言えてる!)、Fisherはハエ…(>ひどい…)。

Ashridge Park FC
どうやらBenが時々参加しているらしいアマチュアサッカーチーム。

Auf Der Maur(オフ・ダ・マー)
04年Curiosaツアーで知り合い、交友を深めたアメリカのバンド。元Hole、Smashing Pumpkinsのベーシスト、Melissa Auf der Maurをフロントウーマンに擁する。

B

Back To The Future
メンバーが特に影響を受けた80年代のハリウッドSF超大作。3部からなる。監督はロバート・ゼメキス、主演はマイケル・J・フォックス。曲のタイトルにしたり、セリフをサンプリングするなど、メンバーはこの映画から多くのヒントを得ている。バンド名もこの映画に関係しているという噂もある(つまり、オタクだ)。たとえば、1stアルバム収録の「555-4823」というインストは、この映画に出てきた番号。確か主人公マーティのガールフレンドの家の電話番号か何か。

Bank Robber
Tomはある日見た夢の中で、Jonと2人組で数行の銀行強盗を行った。しかしそのあと、セレブの出席する パーティーに参加することになり、お金を詰めた袋を隠したが、そのうち警察官に取り囲まれ、焦る。逃亡をくわだてたがTomだけお金の袋を会場に忘れてしまう。そしてなぜか次の瞬間、空に浮かぶ四角い透明な箱に入ってしまったTom。しかも壁がどこもかしこもベタベタで、うっかり触るとくっついてしまう…。するとどこからともなくアイザック・ヘイズ(ソウル歌手、アニメ『サウス・パーク』のシェフの声で有名)が現れ、「お前ヤバイことになったな…」と言った。(rocksound誌より)

家にある夢辞典で見て見ましたが、どうやらお金(成功)とアーティストとしての理想(自由)との板挟みで苦しんでる夢だったようです(わかりやすい…)。
どっちにしてもそれ以来Tomは自分に銀行強盗の才能があると気づいたらしく、ミュージシャンになっていなかったら、銀行強盗になってた、と発言(Quote参照)。

Beanbag
初期の頃、Tomが楽器をプレイするために座っていた座布団のようなもの。

「アレがあると、Tomが立ち上がれなくなるんだよな。心地よさ過ぎるらしくて。でもライブの時はそんなんじゃダメなんだ。集中しなきゃ 」(Ben、2001年頃)

そしてTomは立つようになった……。

Beer
Benが好む液体。お陰で26歳にしてビール腹。でもFisherもビール腹 。Benは2006年頃、ウォッカのイラン産ザクロジュース割り(persian pommegranate and vodka)というものに落ち着いたようだ。

Benedict Gautrey
言わずと知れたヴォーカリストの名前。

Birthday:?/?/1979 or 1980。獅子座もしくは乙女座
ダークブラウン(髪)
 ブラウン(眼)

ステージでの位置:真ん中→後方

●マジメでちょっと神経質だが、意外とのんびり屋で行動がゆっくりしている。
●お祖母さんがスペインからの移民(つまりスペインのクォーター)。
● 国連関係の仕事をする父を持ち(現在両親は離婚している)、日本で生まれた(渋谷病院で産まれ、松濤に3歳まで住んでた)。その後スイス、イタリアに住み、8歳のときに英国に落ち着く。フランス語がかなりできる。
●ボキャブラリーが豊富で、あまり考えこまなくても気の利いた言葉がツルツルと出てくる。
●いつも顔色が悪く、眼の下のクマが目立つ。
●原色(赤)が好き。
ワードローブに赤い服や靴が目立つ。
●時々とんでもなくぼーっとしている。
●基本的にやさしく紳士だが、時々感情がもろに顔に出る。
●サッカー好き。宝物はサッカーシューズ(ギターと同じくらい大切)。ポジションはMF(自称・司令塔)。考え方も意外と体育会系。音楽以外ではサッカーのことしか頭にない、典型的な英国男子である。
●Tom、Kieranと南米でボランティアの経験あり。

●06年EUツアーで、大人になってから初めてイタリアに上陸、すごく気に入ったらしい。
●彼の音楽的才能はミキシングの際に遺憾なく発揮される。彼とTomは耳の出来が違うんだそうです。
本人はフロントマン説を否定しているが、重要な決定(音楽以外の)はやっぱり彼が下すことが多い模様。学級委員というか、 班長さん(笑)的存在?

*Benパンツ一丁でセレブに遭遇事件*
ちょうどBMG (RCA)
と契約した時のこと。The Kinksのレイ・デイヴィス所有のスタジオで長時間待たされることになったBenと他のメンバー、スタジオの敷地内にあったプールで泳ぐことにした。当然、水着は持っていなかったので、パンツ一丁で…。Benが何かの拍子にプールサイドに上がったとき、遠くからカレーと飲み物を手に歩いてきたのはなんとレイ・デイヴィス本人。Benはその格好で大セレブとご対面 となった(本人談、02年頃)。

*Ben誘拐事件?*
04年アメリカツアー中、LAで泥酔、そのまま次の日の昼まで行方不明に。気づいた時には全然知らない人と車の中で寝ており、自分がどこにいるかもわからない状態だったそうな(04、
Jon談)。

*爆弾発言*
「音楽が好きだ、なぜならエッチな気分になるからだ」(06)
「来年は飛行機を2機買って、燃やすと思う」(06)

Benedict Gautrey's Live (Dead) Journal
本人が書いているのか? それとも誰かが彼になりすましているのか? と物議を醸しているウェブ上の日記。恋(相手はDidz)や人生に悩む様子が非常に笑える。マジメなファンは絶対に見るべからず。

Bleak House
レディング郊外に彼らが02秋〜03年初頭にかけて(おそらく昔からのリハーサル場であった養豚場に)建てたスタジオ。金はどうやら親からの借金などで工面 したらしい。
内装の多くをメンバーが手がけたらしく、Kieranいわく「それ自体ひとつのアート」 。このスタジオ建設で最もよく働いたのが、JonとTom。

しかし、近所からうるさいとの苦情が殺到。引っ越しする計画もあったが、やがて大型ツアーバスが駐車しているのに住民が気づき、国際的アーティストの根城だと認められて 3rdアルバムの録音も行われることに。

窓がなく、イメージ的には「部室」もしくは「秘密基地」。プロデューサーDan Austinの話によれば、このスタジオは霊にとりつかれている。06年、ついにBen以外のメンバーの数名が恐ろしい体験をしたらしい。

近所には印刷所、鉄工所などが並んでいて、その音をサンプリングした曲(I know)もある。ちなみにイントロでぐちゃぐちゃ言っているのはKieran。

Blood or Cum Question
彼らがツアーやライブの待ち時間などに、暇をつぶすためにやっていたことのひとつ。有名人(男)の血か精液、どっちを飲めるか? という究極の選択問題(絶句……)。その他の話題としては、有名人(女)の誰となら寝る?という極めてフツーの男子的話題、あと自分たちは動物だったら何か?など。

また、左手で字を書いたり演奏するのが流行ったり、 バンド内にはとにかく色々なブームがあったようだ。




C

Cooper Temple Clause
言わずと知れたバンドの名前。Benがミニ・クーパーに乗ってたからだとか、Tomが酔っぱらって思いついたとか、昔クーパー・ガレージという車庫でよく遊んでたからとか、Kieranがマイケル・J・フォックス出演のB級映画からつけたなど、成り立ちには諸説あり。

最近は「Cowper(>クーパーと読む) Temple Clause」という宗教条例に基づいているという説も浮上。もしかして、教科書か何かで見つけたのか?

いずれにしても、この名前に決定したのは、ステージに上がる直前で、「当時短い名前のバンドが流行っていたから、目立つようにしたかった」からだとか。

Chest Hair
Promises Promises メイキングビデオのDVDより。Benいわく
「僕の胸毛でーす。すごくちょっとしかナイでーす。Kieranはもっとあるよ〜。Didzと同じくらいだね、でもJonほどじゃない……」
なんとなくメンバー間の濃さの比較ができましたが。オフィシャルサイトの写 真からすると、どうやらTomがシェーバーでみんなのムダ毛を処理していたらしい。

Chris Hughes
3rdアルバム制作時、在籍していたBMG(RCA)からの要請であてがわれた敏腕プロデューサー。80年代にAdam & the Antsのドラマー、Merrickとして活躍。他にDepeche Mode、Electric Soft Paradeなどを手がける。
メンバーに言わせると「一切お世辞の言えない人」。それまでの音響優先だった彼らのソングライティング 方式を、ピアノやアコギで書くという普通の方法に変えた。結果として3rdアルバムは明快なサウンドになったが、バンドにとってはそうとうキツイ体験だったようだ。ある意味バンドの存在意義を根底から覆してしまった人。でも本人はおそらく自分の仕事をしただけであり、彼を解散の原因とするのは間違っている。

Crayon Demo
デビュー前、彼らがレコード会社にデモCDを送る際、注目を集めるべく、子供が殴り描きしたようなイラストをスリーブに描き、お菓子を同封した。首謀者はBen。このイラストはオフィシャルサイトで見れます。

The Cure
80年代の偉大なバンド。元祖変態・Robert Smithをフロントマンに擁する。04年に気に入った英米のバンドを集め、アメリカでCuriosaというフェス・ツアーを開催、TCTCもそのメンツに選ばれ、感激した彼らは既に決定していたフジロックの出演を蹴った(>バカー!!)。06年のフジロックで来日時、彼らはこれを「両方参加するつもりだったけど、時差があったから戻れなかった」と弁解、埋め合わせのつもりなのか何なのか、フジロックを褒めちぎって帰った。

いずれにせよ、このツアーはバンドにとってはかなりいい経験になったらしく、また、Robert Smithの気さくな人柄にも感激したようだ。

このフェスの最中、Robert Smithが集まったバンドたちに課題曲を書かせ、あとでレコーディングしようと思ったらしい。結局その企画はダメになったようだが、そのときTCTCが書いた、50BPM(一分に50ビート)というひどくスローな曲が、のちにThe Clanとなり、Homo Sapiensのシングルのb-sideとして収録された。



D
Dads
彼らが今まで雑誌などで語った父親の職業。
Ben→国連関係者
Tom→カーレーサー
Dan→サーカス芸人
Jon→庭師
……おそらくBen以外ほとんどがウソかと思われる。ちなみにTom Bellamyというカーレーサーが実在する。Jonのお父さんは産婦人科医という説も(Didz談)。

Daniel Fisher
非常に腕が良く、声も美しく、いい曲を書き、バンドに最も貢献していると言っても過言ではないが、いまひとつ地味なギタリストの名前。元々シングルのb-sideなどで歌っていたが、3rdアルバムで数曲リードヴォーカルをとるようになってからじわじわと才能を発揮、ヴォーカリストの領域を浸食しつつあった。
07年、来日ツアー終了直後に脱退宣言、バンドは解散を余儀なくされた。

Birthday: 8 /10/79 ダークブラウン(髪) ブラウン(眼)
●寡黙で常に一歩退いている。真面目で慎重派。やや悲観的(笑)。音楽に関しては饒舌で、時々シニカル。
●読書家で社会派。そして詩人。2ndアルバムのタイトル、Kick Up the Fire, and Let the Frames Break Looseは、彼がフィリップ・ラーキンの詩にヒントを得てつけたもの。
●4分の1アフガニスタンの血を引いている。

アースカラー(というかベージュ?)が好き。
辛い料理が苦手。
映画製作を学んだ経験あり。
●仮装には天才的な能力を発揮し、その姿はBenを魅了してやまない(笑)。

* Dan & Kieran、苗場登山事件 *
02年のフジロック。明け方まで飲んでいてハイになってしまったDanとKieran、苗場の山に登ることにした。途中、カモシカを見たらしい。頂上でしばし宗教について語り合い、下山中にDanが腕に負傷。バカだ……(2002, NME)。
この年のフジでDanは異様に痩せていて幸せそうだった。ヘルメットを被り、夜中に拡声器で怒鳴っているところも目撃されている。

* Dan 、ストロークスのメンバーになりすまし事件 *
友人から聞いた話。02年のフジロック。ファンに見つかったDan、「TCTCのDanでしょ?」と言われて「いいや、俺はストロークスのXXXXだ」とシラを切り通 した。誰になりすましたかは想像にお任せします(笑)。



Dan Austin

1stアルバムの頃からバンドと一緒に仕事をしていたエンジニア/プロデューサー。性格は彼らに負けず破天荒。04年Curiosaで、Didzがガールフレンドの出産のため数日出演できなくなった時、突如代役を務めたことも。年齢がメンバーと近いこともあって、既に第6のメンバーと化しているが、新作はどうやら別 の人がプロデュースした模様。

イングランド西部、バースのスタジオを根城にしている。 ちなみに彼は彼で色々忙しいのである、別 にクーパーの専属ではない。
そこんとこヨロシク。



Didz (David) Hammond

S


2005年まで在籍していた(変態)ベーシストの名。現在Dirty Pretty Thingsで活躍中。今もメンバーとは仲がいい 。最年少なこともあり、在籍中は「Annoying Kid (困ったガキ)
」と呼ばれ、可愛がられていた。

Birthday: 19/7/81 蟹座 髪:ダークブラウン 眼:ヘイゼル


その常軌を逸した、しかし愛すべき行動はすでに伝説である。飲んでゲロを吐きまくったり、2003年末、盲腸で入院、医療ミスが原因で悪化して生死をさまよったり、フライング的に子供を作ったり、とにかく他のメンバーとファンをはらはらさせた挙げ句、3rdアルバム制作中に突然脱退。

ステージングも派手で、のたうち回る、いなくなる、白目をむく、よじ登る、飛び降りる、他のメンバーを羽交い締めにするが当たり前で、今のクーパーのライブがかなり落ち着いた雰囲気であることを考えると、彼の暴れ方がいかにバンドのイメージを決定づけていたかがわかる。

グラストンベリーで草を食ってみたり、フジロックでもファンの飲み物を奪ったり、道端で寝たり、スタッフの着ていたショッキングピンクのブルゾンを着てみたり、忙しかった。
元・Gap店員、高校ではバスケ選手だったため、NBAに詳しい。

絵が得意で、あらゆる場所に彼が描くメンバーの似顔絵は傑作だった(なぜか大体裸)。その原画を元に、アメリカ版の2ndアルバムに収録された彼らの殺人ゲーム"Snuff Movie"が作られた。


画伯の残した名作のひとつ 。自分だけは上手く描けないらしかった(右端)。

F
Fancy Dress Thursday
セカンドアルバムのレコーディング中、暇つぶし&刺激を得るために、木曜日になにがしかの変装をすることが、メンバーの間でブームになった。Benのアイデア。

毎週テーマが違っており、動物の時にDanが象の仮装で優勝し、伝説を残した。他のテーマは、聖人、往年のミュージシャン、ドラァグ・クイーン、スポーツ選手など。最初の週は女装。この時もDanが才能を発揮し、他のメンバーをメロメロにした。

ちなみに2ndアルバムのプロデューサー候補として上がっていたリック・ルービン(レッチリ、ビースティーズ、オーディオスレイヴ等を手がけた)の関係者が、レコーディング中にスタジオを訪れた際、彼らは80年代ミュージシャンに変装していた。BenがAdam Ant(メイクばっちり)、TomがGuns'n Roses、DanはQueenのBrian Mayに扮しアフロのカツラを被っていたそうで、その姿でルービンに向けたメッセージビデオを撮った。……それ以降、彼からの話はなかったそうな。

ちなみに、カレーウェンズデー(カレーを食べる日か?)など他にも色々な企画があったらしい。
以前は正月にもKieran宅で仮装パーティーをしていたらしいが、3rdアルバム制作中はいっさいやらなかったとか。

「俺たちも少し大人になって、そういう格好をするのがそれほど面 白いとは思わなくなったんだよ。だって、80年代のロックスターみたいな格好をしたバンド仲間を信用できるか?」(Jon, 2006)

……Musica / Rolling Stone日本版に 掲載された最後の記事を見れば、彼の言葉が嘘だ(あるいは仮装を卒業したかったのはJonだけ)というのは明白である。そしてTomは頭が大きいため、小さめサイズのカブリモノはカブれないことが発覚した。


Tom as a dog。ナニゲにダルメシアンw


Fish
Danの別名。こちら(またはFisher)で呼ばれることが多い。

French
ヴォーカリストがしゃべれると豪語している言語のひとつ。実際のところは、コートジヴォワールに半年以上行っていたKieranの方が、実力は上らしい。でもまあ、フランスの番組(テレビかラジオか不明)で、Panzer Attackのフレンチ・バージョンを即興で歌えるし、フランスのファンが驚くくらい上手らしい。

Football
彼らの憂さ晴らしであり、時に喧嘩の種にもなるスポーツ。BenとDidzはその昔一緒のチームでプレイしており、Kieranはその昔パブでブラジルサポーターと喧嘩になり、指を骨折。Danはその昔フェスティバルの駐車場でMuseのメンバーとサッカーをして、うっかり彼の大事な手首を折った。

本国のサッカー情報番組に出演したり、Soccer Sixという芸能人チャリティーサッカー大会に出場したこともある。もちろんW杯など大きな大会はテレビの前に釘付け。レコーディング中、リハーサル中などは、よく卓上サッカーゲームをしている。

G
Gas Panic!
02年来日ツアー時にメンバーが通ったバーの名前。六本木や渋谷にあり、有名ミュージシャンがよく行くことで有名。オアシスの歌の題名にもなっている。マムシ酒を出すらしく、その効果 を期待して全員が飲んだ結果Benに突然胸毛が生えた。トムがヘビ入りの瓶を持ち帰って自宅のマントルピースに飾りたいとダダをこねたが、値段が高かったため断念。

Gazebo
03年に行われたSoccor Sixで、Benがユニフォームの背中につけていた名前。80年代のイタリアのポップ歌手で、「I like Chopinという曲は世界的メガヒットになった。顔も全然似てないし、なんでかなあ、と思ってたら、Gazeboも父親が外交官で、幼い頃外国を転々として過ごしたらしい。なるほど……って、Ben、自分でつけたのか?(笑)


Girl Ink Age
UKの7インチ盤Let's Kill Musicにのみ収録されている、幻の曲。ギターロック+エレクトロニカ(……)。

Groupie
"Groupies are not for us"(俺たちグルーピー向けのバンドじゃないんでね)
今はどうだか知りませんが、2,3年前までGroupie Centralというマジでグルーピーが意見交換しあうサイトがあった。当時そこでのTCTC関係のカキコミの少なさは、本当に驚くべきものがあった(ある意味情けない?)。

まずDan, Tom, Jonに関する書き込みはゼロ。Kieranのことが書いてあったこともあったが、たった1件しかなく、ファンが書きこんだガセと思われる。まだ今の彼女と知り合う前のDidzが「すぐ引っかかる」
と書かれてあったのはむしろ微笑ましかった。一番心配だったのがBenで、彼はゲイだ、ゲイじゃないという論戦になった挙げ句、「彼はお酒を飲むと自分の世界に引きこもっちゃって、声をかけても全然なびきもしない」
……まぁ、ファンとしては遊びまくられるより安心だけど、それって…。


H

Haircut
音楽と同様、彼らが注目されてきた理由のひとつ。メンバー同士髪を切り合っているらしい。最も美容師として腕の立つのが、Tomだとか(真相は不明)。

03年の来日直前、KieranとTomが酔っぱらって髪を切り合い、悲惨な結果になったのは記憶に新しい(Tomはブロンドのセミロングからモヒカンに、Kieranはレズビアン・カットと呼ばれる形容しがたい髪型に)。 Jonはしばらく髪を伸ばしネイティブアメリカンのように真っ黒に染めていたが、最近地毛のブロンドに戻した模様。

だが髪型の話をされるのは、もううんざりだそーな。まぁ量 もだんだん…(以下自粛)。

ちなみに、Tomのギターには自分の髪を三つ編みにしたものがくっついていたが、06年に消滅した。……合掌。


J

Japanese
Benが習得中(?)の言語のひとつ。MC用として覚えているだけで、本当にしゃべれるわけではない。初来日ツアー時に「デス・マス」調だったため、ていねいすぎると雑誌記者からたしなめられ、02年のフジロックでは「〜ダネー」型へ進化(このセリフ覚えてる人、連絡ください)。「超〜ジャン?」と言い始めたら、誰か止めなければならない。

その後、07年の来日ツアーで、Danが「モットサワゲー!」という実に簡単かつ効果 のある日本語でMC。Benに挽回の機会のないまま、直後にバンドが解散…(合掌)。

Jagermyster
彼らが好む酒のひとつ。ドイツ産のハーブ系ドリンク。
強い。というか彼らの飲む物はなんでも強い。「子供用の飲み薬みたいな味」らしい。


Jon Harper
ドラマーの名。 サーフィン、スケボー、バイクを愛する、男の中の男。酒が強く(ってみんなそうか)、NME主催で数バンドの飲み比べをした時あっさり優勝した。
機嫌を損ねると、他のメンバーには鉄の制裁(ドラムスティックで叩かれる)が加えられるため、密かに恐れられている。

Birthday: 15/2/78  水瓶座 ブロンド、ダークブルー

日本人サイズ(身長170cmない)。童顔、ぽっちゃり型。
若く見えるが、他のメンバーより2歳年上。
明るく親しみやすい性格の、いわゆるイイヤツ。UKプレスによると、 周りの変な奴らの中で、 唯一普通の人に見えるらしい。発言もすごくマトモ。
彼のスケートボードはマネージャーの車のトランクに封印されていた(ケガを防ぐため)
昔ヒップホップが好きだった。ブレイクダンスも得意(Didz談)。
お父さんは産婦人科医(Didz談)。だが本人は庭師だと言っている。

※やっぱり多少大人なのか、特に目立った事件は起こしてないが、酔っぱらって記憶が無いことが多い。そのまま風呂に入って溺れかけたり(Quote参照)。そんなことしてるといつか死にますから!


今年29歳。


K
Kerrang!
どちらかと言えばタトゥーや革ジャンや鋲、血糊などがふさわしいバンドがたくさん載っている雑誌。なぜか時々TCTCをよく取り上げた。
バンドはKerrang! Awardsの2002年ベスト・ニュー・バンドの栄誉にも輝いた。

そして2003年の同Awards会場では、Tomが編集の人とBeyonceのことで言い合いになり(当時TomはBeyonceにすごく入れ込んでいた)、彼のDJ機材に酒をぶっかけ、「Hall of Shame(恥の殿堂入り)」に選ばれた。
そして次の日、バンドから編集部にウィスキーのボトルと、謝罪の手紙が送られてきたそうな。
ちなみにこのことをTomは「全く覚えてません、ごめんなさい」だそうです。



Kieran "Mayhem" Mahon

←ヒゲのない状態

他のメンバーによって、いわれなく虐げられている悲劇のキーボーディストの名。しかし意外とモテるし、真面 目でイイヤツだ。その笑顔には中毒患者続出。

Birthday: 14/4/80 牡羊座 ライトブラウン、ブルー
ヒゲは16歳から生やしています。
アイルランド人。
根っからの司会者体質。 カラオケ大会や飲み会ではこの人が仕切る。
何かにつけ、バンドの他のメンバーにいじられる。そして無抵抗(笑)。
清らかな精神と強い正義感の持ち主。 コートジヴォワールで半年間、単身ボランティアの経験あり。お陰でフランス語が堪能。
酔っぱらうと騒がしくなり、時々「怒れる人」に変身。なのでMayhem(騒乱)という別 名を持つ。
ほんとのミドルネームではありません。

* Kieran箱詰め事件 *
なぜかよくビデオや写真で箱に入っているKieran。ある日、Tomを中心とした他のメンバーが突然、彼をどこまで小さいフライト・ケース(楽器運搬用のハードケース)に入れられるか実験してみた。
とうとう最後には出られなくなり、目を白黒させたKieran。

「あの時のあいつの顔ったら……」 Tom

それは、はっきり言ってイジメでは?
しかし、本人も「俺はイリュージョニストよりも小さいところに入れる」と自負している。趣味なのか………(NME The Big Book, 2003)。


テージでの位 置: 向かって左端。ベースを弾くときは中央。

箱入り息子。


L
Le Rosey
幼少時にBenが1〜2年間ぶちこまれていた、スイスにある超・金持ち学校。完全寄宿舎制。ストロークスのヴォーカリスト、ジュリアンと、ギタリストのアルバートが、10代になってからぶちこまれていたところでもある。

Let's Kill Music
シングルとしてリリースされたのは、意外と遅いが、実は古くからあった曲。01年のフジロックでも演った。「下らないポップは殺せ」という、彼らのモットーみたいなものを含み、彼らのアイデンティティの証明といっても過言ではない曲。これを聴いたことがないんでは、ファンとはいえない(いや、マジで)。

天才ギター/エフェクト担当者が主役に抜擢され、一肌脱いで活躍するPVは見逃せない(Tの項、Tyson Family参照)。ちなみに出てくる家は本物のTomの実家である。2ndアルバムが出てからしばらくプレイされなかったが、最終ツアーで見事に復活を果 たした。

Lip Sync
いわゆる口パク。彼らが大嫌いだったもの。これをやらされると怒りのあまり、誰かが暴れる。 KieranとTomが大暴れして楽器をスタジオ中にぶん投げ、血だらけになったこともある。


M

Medium21
彼らの友達バンドのひとつ。同じレディング出身で、時々サポートとして駆り出される。異様に仲がよく、ヴォーカリストが酒の席でTomの髪を切った話は有名。音楽的にはStephen Malkmusに似ている。

一緒に出演した03年5月のレディング大学でのライブは、Benがヴォーカリストに公衆の面 前でチューされる場面も(しかも口に)。Benは無反応でした(笑)。

Monobrow
眉毛と眉毛の間に毛が生えていて、1本に繋がって見える人のことを指す。決してギタリストの前でこの言葉を口にしてはならない。Oasisのリーダーの前でも同様(ちなみに彼は01年のフジでファンにノエルと間違われたらしい)

Morning
彼らが所属するレーベルの名前(自分たちの所有)。06年8〜9月、大手インディペンデント・レーベルのSanctuaryに、BMG(RCA)よりレーベルごと
移籍。


Mums
メンバー同士は家族ぐるみのつきあいらしく、Didzの洋服をJonのお母さんが縫ってたりとかしていたらしい。Kieranのお母さんは魅力的らしく、メンバーに好評である。実はなんと歴史の先生である。

Muse
売れていない頃の彼らをオープニング・アクトとして起用し、ベーシストの手首を折られても何も言わない、寛大で勇気あるバンド。


N
NICO
Didzの長女の名。なんとなく彼の好きな60〜70年代の香りただよう名前である。

NME
彼らが頻繁に登場する雑誌のひとつ。先述のシングル・プレゼントだけでなく、Didzだけがたくさん載っていた異常な(笑)号もあった。しかし最近はどうやら落ち着いた。つうかなかなか載せてくれない。


O
Oceansize
彼らの前座を務めたことがあり、交流のあるバンドのひとつ。Benは「いいバンドを挙げてくれと言われると必ずこのバンドを挙げる。

Official Site
初期のオフィシャルサイトは基本色がベージュで、文字ばっかりで、すごく入りづらくて読みづらかったが、そのユニークさ、フォーラムの面 白さは特筆すべきものがあった。バイオグラフィーも凝っており、Benは女子ファンからのファンレター、Tomは遊びまくっているところをニュースにすっぱ抜かれた記事みたいな設定、Didzは履歴書、など微笑ましいものだった。

2ndアルバムが出る頃、新しいオフィシャルサイトにグレードアップし、詳細な日記や、未発表音源のアップロードなど、ほとんどがメンバー自身の手によって行われていた。

3rdアルバム発売直前(06年のクリスマス前後)、何の前触れもなく新しいサイトに引っ越し。ファンに何も言わずにサイトを模様替えするなど、以前の彼らでは考えられない事務的な展開だった。おそらく当時、サイトはしばらく他人の手で運営されていたものと思われる。

その後メンバーのメッセージなども掲載されたものの、新しい音源のアップやファンの撮影した写 真どのアップが少なくなり、メンバー別の写真検索機能も消滅し、手作り感と操作性の良さがだいぶ減った。


P
Pete Smith
何をしでかすかわからないメンバーを、不思議にも発狂することなくまとめ上げている、辛抱強いマネージャーの名前。サックスが吹ける。右眉にピアスが入っている。メンバーの同級生。

Pig Farm

養豚場。Bleak Houseのこと。

Production Process
2ndアルバムまでの制作方法:誰かひとりがデモ曲を書いてきて、それをBleak Houseでレコーディングすると、別のメンバーがやってきて、そこに自分のパートを付け足す。最終的にすべてのメンバーが違ったやり方ですべての曲に携わった形になる。基本的にほぼ全員が曲を書いてたらしい。
Didzはこの方法をChinese Whispers(伝言ゲーム)方式と言っている

僕らはお互いに気を遣ったりしない。誰かがクソみたいな曲を書いてきたら、この曲はクソだって言うまでだ」(Ben, SPIN, 04)


R

Reading
彼らの出身地。彼らによれば、典型的な中産階級の集まっている都市で、閉鎖的だそうであるが、なかなか開けていて、きれいないい街である。ただ田舎なので、徒歩での移動はキツイ。大きなショッピングセンター、Oracleがあるが、観光名所はそのくらい。

夏になるとレディング・フェスティバルが開かれることでも有名。メンバーはまだ10代の頃からフェスを見に行っていた。Tomは14の時から参戦していたが、なぜか酔っぱらってあまり記憶がないらしい。…子供なのに……。

だけどやはり離れがたいようで、まだ大半のメンバーは町に残っている。

「ツアーが終わってしまうと、もうロンドンは必要ない。必要なのは地元に住んでいる友達なんだ」Ben

ロッキング・オン誌(06)によれば、彼らはロンドンにはまったく不慣れで、道を把握しておらず、ロンドン人なら迷わずタクシーに乗る距離を歩いて来ようとし、インタビューに遅刻。たどり着いた時には半分脱水状態だったとか。

S

Sanctuary
06年秋、彼らがBMGに代わって契約した大手インディペンデント・レーベル。規模は小さいようだが、たくさんの有名アーティストを抱える割に商業主義ではないらしい。

Sex, Drug and Rock'n Roll
昔(70年代まで?)のロックバンドに欠かせないとされたもの。もう何だったか忘れたけど(すいません)ビデオインタビューで、 この3つのどれが一番好きか聞かれたBen、Tom、Didz(2003〜4頃)。

Tom「Sexとかって嫌いなんだ…わけわかんなくなるし」
Ben & Didz (焦った苦笑い)
Tom「ホントだよ、別に好きじゃないよ。でもドラッグやると気持ち悪くなって、倒れちゃうし…だからRock 'n Rollかな」
Ben「僕もそうしとく…誰かが浮いちゃうのはいやだからね」
Tom「ありがとうBen」
Didz(ケッ、といった感じで)「俺は音楽は嫌いだな。だから…
Sexにする」

このあと間もなく、彼のGFが妊娠しました。

ちなみにドラッグに対するバンド全体のアティチュードは、「肯定もしないし、否定もしない」「やる人はやるし、やらない人はやらないもんだ」といった感じである。

T

Tastes in Music
さすがに最近、誰がどういう音楽が好きかという傾向が明らかになってきた。
Tom→テクノ&ポップ。ディーバも得意。
Kiran→Jazz、ポストロック。
Dan→オルタナティブ、アメリカンロック。レディへ狂。
Jon→普通の音楽好きの雑食といった感じ。パンク、ヒップホップが好き。
Ben→謎。(クラフトワーク、民俗音楽クィーン、デヴィッド・ボウイ、ツェッペリン、ピンク・フロイド、マッシヴ・アタック、フランツ・フェルディナンド……)

*バスでかける音楽でモメる*
長いツアーの間には、当然のことながら各自が好きなCDを持ち寄ってバスの中でかけるわけだが、全員の趣味がバラバラなため、音楽の選択によっては時々血を見る。
特にJonはブリット・ポップと昔のUKインディーズが嫌いなため、彼がシラフな状態ではその手の音楽はかけられなかったらしい(Quote参照)。

全員が疲れ切って機嫌が悪い時が最悪で、ある時など、複数のメンバーが同時に自分の好きなCDをかけまくって、「混ざりあわない」雑音を作りだしたあと、罵り合いに発展、最後にはお互いのCDを走行中のバスの窓から捨てまくったそうな。

「僕らの後ろを走る車は、危険だから注意しないとね」 Tom

Team Cooper
彼らのファンの総称。元々熱狂的な一部の地元ファンが自分たちを呼ぶのに使った名前だが
、転化して熱狂的クーパーファン(の集団)自体を指す言葉になった。メンバー自身もファン、そして時折自分たち自身を指す名称としてよく使う。ちなみに、日本でよく通 っている「Cooper Headz」は、海外ではほとんど使われない。


Tesco
彼らがまだデビュー前、こぞってバイトしていたイギリスの大手スーパーマーケットチェーン。制服がある。デビュー後、彼らが良識ある周りの大人たちに受けた忠告は、「悪いこと言わないから、テスコに戻りなさい」だった。実際しばらくは、ここでもらっていた給料よりも収入が少なかったらしい。


Thomas Rhys Bellamy

セクシーダイナマイトな天才ギター&エフェクト担当者の名前。時々、常軌を逸した行動を取り、いろいろな事件を起こす。
かぶりものが好き。みんなのスタイリスト兼ヘア・ドレッサー。

Birthday: 18/2/80 水瓶座 ブロンド、ブルーグリーン
●声が顔に似合わず低い。
●手先が器用。キーボード、ギター、ベース、ドラム(ライブではあまり叩かないが、かぶりもの(オオカミ)を被った状態でも普通 にできることをMedium 21のライブで証明)、トランペット(WNEのトランペットパートは彼が担当)、スタジオ内装、料理、他メンバーのヘアカットなど、何でもこなす。
●テクノに造詣が深く、何でも楽器にしてしまう才能がある。07年より"Rhysmix"としてリミックスやDJで活躍している。
●ウェールズ人。
●ファンには優しい。博愛平等精神の持ち主。
●おしゃれ。 帽子、サングラスの選び方など、独特の感覚ながら、絶妙に合わせてしまう。 時々パンツをはみ出させ、ひどい時には腹や背中の肌を露出している。ゲイっぽく見られても気にしない。しかも近年、どんどんエスカレートする傾向が……。Tシャツの襟ぐりや丈は自分で細工している(切ったりミシンをかけたりしている)可能性が高い。
●背丈はバンドの中で一番高く、やや猫背。
●なぜか難しい単語を使わない。

ステージでの位置:初期:右端、後期:向かって左→中央。

*Tomが過去に起こした事件*
1・キーボードを運んでいるうちにギックリ腰になった
2・フェスティバルで酔っぱらってBRMCのメンバーやDan、ファンと遊んでいるうち、ゴルフカートを横転させ、腕を骨折 (NME, 2002〜3頃)
3・2002年、苗場に向かうバスの中で、ペットボトルに自分のお小水を詰め、白ワインと偽ってDanに飲ませる(NME,2002)。
4・Kerrang事件(↑K参照、Kerrang, 2003)
 5・走行中のツアーバスから飛び降りてまた飛び乗った(オフィシャルサイト、2006)

6・アフターショーのパーティーで飲んでいるとき、ファンに向かってBenのヌードと尻を絶賛する(オフィシャルサイトのフォーラム、2007)。



ハンケツ。

 

Toilet Tour
契約前後から、彼らは精力的に国内ツアーを続けていたが、当初ヴェニューが本当に小さな所だったため、その頃のツアーを称してこう言う。Jonが運転手となって楽器をピストン輸送していたとか、Benが歌ってる最中にビールを投げつけられたりとか、いつものことだけど道端でケンカになったりだとか、今でもそうだけどライブの後、酒を飲み過ぎて別 人になったりとか、そういう涙を誘うエピソードが数多く残っている(旧オフィシャルサイトより)。

ちなみに小ささのレベルとしては、バーとかそういう規模で、小さなライブハウスみたいな立派なもんじゃなかったらしい。ありがちな話だが、客が数人しかいなかったこともあったとか。

Tombourine
初期の頃、ボーカリスト、ベーシストによってステージ上で残酷にも破壊されていたカワイソー
なリズム楽器。Benが自分の脚やステージにこれを狂ったように叩きつけて粉砕し、破片を客席にぶいぶい投げるのが恒例となっており、見物だった。当然のことながら、彼は脚や手に生傷やアザが絶えなかったという。Danによれば、彼は子供の頃に受けた怒りをこれで取り除いているんじゃないか、とのことだった。

一時は1ステージにつき平均2個粉砕していたBenだが、 あまりに高くつくからか、怒りがじゅうぶん発散できたからなのか、年とともに体力が無くなってきたからか(笑)、そのうちあまりやらなくなった。



タンバリン叩きつけたところにたまたま空のガラス瓶があり、流血してしまったBen。
確かレディング/リーズフェス中の出来事でした。
どうでもいいけど 包帯巻きすぎだよ(笑)。
この後Tomが アクセサリーとして手首に包帯を巻いていたが、
もしかして余った分 ?(笑) (2003, Q
)。



Tommy Cooper
セクシーダイナマイトな天才ギター&エフェクト担当者の別名。実は有名なイギリスのコメディ芸人(故人)の名前である。

Top Cat
USツアー中に彼らが考え出したカクテルの名。テキーラ+コーラ。激マズらしいが、すごく飛ぶらしく、
バンド内でブームに。アメリカでは成績が芳しくなかったので、毎日テキーラもしくはこれを飲んでいた、という(Ben, 2006)。

Tour Bus
長期ツアーの際、時間とホテル代を節約するため、彼らが利用する交通・宿泊手段。もちろんベッド付き、豪華なキッチン付きで、かなりデカイ。1つのベッドに試しに全員一緒に寝てみたことがあるそうな。結果 ……Jonがつぶされて悲鳴を上げた。

「ホテルに泊まると、身体が休まったような気がするんだけど、それがツアーの流れを止めてしまうから、かえって調子が悪くなる。ホテルの部屋ってのはまるで、善を装った悪みたいなものだ」(Ben, 2006, オフィシャルサイト)

Tyson Family
Let's Kill MusicのPVに出てくる架空の一家。Danいわく、典型的な中産階級の崩壊家庭を表している(レディングにいるような)。

ニートの長男Shane、ミュージシャンの次男Tom、ワルな小ギャルの長女Dawn、無邪気だがどこかミステリアスな次女Tina、CD工場で働く父Vic、専業主婦で近所の男Grahamと婚外恋愛をしている母Marthaで構成される。もちろんTomが演じたのは次男。

その後、Been Training Dogs、Film MakerのPVでも登場。父と長男以外が、Grahamと車でPVの撮影風景を見に来ている(笑)。もっと細かいキャラクター設定があるが、また後日。


W
Wales
天才ギター/エフェクト担当者のルーツである土地。それと関係があるかないかは知らないが、彼らは時々ここでレコーディングを行う。

Winnersh
KieranとJonが昔住んでいたレディング郊外の町(村??)。2人はどうやら同じエレメンタリー(小学校)かセカンダリー・スクールに行っていたらしい。

Wokingham
Didzの実家があったらしい町。…というか田舎。

 

 

 
 
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